全国的に問題となっている放置竹林。驚異的な繁殖力を持つ竹は日本古来の森林の生態系を破壊し、人の居住空間の安全性を脅かすものであり、毎年巨額の税金を投じて整備しなければならない環境問題、社会問題となっています。竹林伐採と伐採後の活用において、行政区画や地域を超えたシームレスな対応ができる団体の設立と運用が国家的急務として求められています。
長野県飯田市の竹林整備市民団体「天竜川鵞流峡復活プロジェクト」による成功事例を元に、人や企業がビジョンを共有し協働することによって幸福度が高い活動を展開し魅力的な地域を創生していきます。
私は天竜川の舟下り船頭として鵞流峡と呼ばれる渓谷にて川と共に23年間過ごしました。渓谷で問題だった放置竹林問題と向き合い、地域の方々と「天竜川鵞流峡復活プロジェクト」を運営してきました。里山の美しさや水循環の大切さを体感しつつ整備を心から楽しんで行うにつれて、この動きが南信州広域で必要とされていることを確信しNPO法人を立ち上げました。竹林から始まる絆(リンク)を一緒に広げていきましょう! NPO法人いなだに竹Links 代表 曽根原 宗夫
2022年4月、弊社は長野県SDGs推進企業として登録されました。南信州の里山のすばらしさを再発見し、その魅力を活かす持続可能な事業を展開していきます。